第2回 心を動かすには形が大事
前回は心を動かす文章の第一条件はパッケージだと書いた。
例えばだが…
僕はとある有名企業の社長さんに畳1帖分もあろうかという大きさの手紙を書いたことがある。
御社に企画提案をしたいというのが趣旨だった。
その手紙を包んでいる手作り封筒もこれまたデカくその企業の商品パッケージをそのまま再現したものだった。
なぜ、そのようなクレイジーなことをしたか?
相手は有名企業の社長だ。僕はベンチャー企業の平社員だ。
通常の手紙を書いても会ってはいただけないことは明白だからだ。
結果は…
もちろん、すぐにご来社くださいということになった。
それは極端な話としても便箋や封筒はお洒落な洋風がいいか、高級和紙がいいか、文字を綴るのはボールペンか、万年筆か、鉛筆か、ボールペンだとしたら何色か、直接渡すなら、どんなシチュエーションか、送付するなら切手はどんなデザインがいいか、くらいは最低限気を配るべきだ。
そういう点ではEメールや携帯メールは著しく不便だ。
タイトルを工夫したり、デコメでアレンジするくらいしかできない。
相手の心をぐわっと掴む予想もしない極端な演出がしずらい。
その影響からか、僕の恋文もEメールになると0勝2敗になる。
第1回目の【封書の】恋文とわざわざ括弧書きしているのはそういう意味です…。
心を動かすには、手書きのものが何よりも一番だ。










