キャッツ小玉のこだま電話相談室

みなさん初めまして。ここでは日頃お客様からお問い合せいただく質問・疑問について僕、キャッツ小玉が分かり易く?解説していきたいと思います。

第1回 印刷の基本!

まず記念すべき第1回目は『印刷の基本』について。印刷されていないものを探すのが難しいぐらい、私達の周りには印刷物が溢れてますよね。『空気と水以外であれば印刷できないものはない』って聞くぐらい、印刷の技術って日々進歩してるんです。
でも、実際『印刷』ってどんなことしているのか、意外と分からないもんなんです(実際僕もこの業界に入るまでは??でした)。
そこで今回は『印刷』について、過去にお客様から実際にお問い合せされた内容に基づき解説していきたいと思います。

Q.100部チラシ作りたいんだけど…、印刷費って何でこんなに高いの?

A.…よく分かります。だって100部だけだったらそんなにコストはかからないって誰もが思いますよね?ただコストがかかるのにはそれなりの理由があるんです。それにはまず『オフセット印刷』について解説しなければなりません。

図1 オフセット印刷

『オフセット印刷』は、印刷業界ではメジャーな存在で、商業印刷の8割はこの方法で印刷されているとも言われています。
この印刷方式の特長は、印刷が鮮明なのと、大部数印刷に向いていることです。なぜかというと、その印刷方法に秘密があります…

オフセット印刷は通常『版』というものを作成します。
この『版』にインクを付け、一度ゴムシリンダーの表面に転写し(Off)、紙にインクを転写(Set)するのがオフセット(OffSet)印刷となります。
直接版を紙に付けないので、版の劣化が少なく、高品質・大部数印刷に向いています。

さて、なぜこのオフセット印刷だとコストが高くなるのか?
まずは部数にかかわらず『版』をつくる『版代』が発生します。

通常印刷はC(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(スミ)以上の4色の配合比率でずべての色を再現します。
つまり、フルカラーで印刷する場合、最低4版必要となります。
さらに両面フルカラー印刷であれば、4版×2面=8版必要となります。1版制作するのに数千円コストが掛かりますので、版代だけで結構コストがかかってしまいます。
さらに印刷代・紙代も発生しますので、結果たとえ100枚でもコスト高となってしまうのです。

図2 光の三原色・色の三原色

「品質は若干落としてもいいから、安く印刷したい…」そんな方のために次回は『少部数向けの印刷方法』について触れたいと思います。お楽しみに!!