キャッツ小玉のこだま電話相談室

みなさん初めまして。ここでは日頃お客様からお問い合せいただく質問・疑問について僕、キャッツ小玉が分かり易く?解説していきたいと思います。

第2回 少部数向けの印刷方法

みなさんこんにちは。キャッツ小玉です。今回は前回の『印刷の基本』に続きまして、『少部数向けの印刷方法』について解説していきたいと思います。

まずは前回の「オフセット印刷」についてのおさらいから。
オフセット印刷の特徴をまとめると…

  1. 現在の商業印刷の大部分を占める印刷方法
  2. 印刷が鮮明で、大部数印刷に向いている
  3. 印刷するには使用する色数(C/M/Y/K)の版が必要
  4. 版代だけでコストが掛かってしまう

といったところでしょうか。(大夫大雑把にまとめてありますが…)

でも、「100部だけ印刷できれば十分!」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな時頼れるのが…「オンデマンド印刷」です。

「オンデマンド印刷(Print on demand」とは「要求に応じて印刷する」といったその名の通り、必要な時に必要な部数を印刷する方法です。イメージ的にはオフィスや家庭で使用しているカラープリンタが一番近いでしょうか?
データをそのまま印刷機に送り出力するので、オフセット印刷のように版を作る工程がカットされます。そのため短納期・低コストが実現できるのです。

さらに版を作成しないで印刷することによるメリットはまだまだあります。

まずはバリアブル印刷(可変印刷)が簡単にできる点です。
バリアブル印刷とは,例えばチラシ1枚1枚にナンバリングしたいとか、チケットにくじの抽選番号を印刷したいとか…ある部分を差しかえして印刷することです。そんな時もオンデマンド印刷ならば簡単に対応できます。

そしてオフセット印刷と違って少部数でも印刷可能なので在庫を抱える心配がないのも大きな魅力です。1部から印刷可能なので、まさに「必要なときに必要な部数」が印刷できるのです。最短で数時間で出力できちゃいます。

ペラ物だけでなくページ物にも対応してますので、ちょっとした研修テキストを数部制作する時も大変便利です。

ただし、デメリットももちろんあります。

まず、使用できる用紙にある程度制限があります。種類や厚さによっては印刷不可能な場合がありますので、特殊印刷には向きません。

次に印刷可能サイズですが、こちらも制限があります。A3を超えるものだと対応できない場合があります。

印刷品質もオフセットに比べると、正直鮮明さに欠けてしまいます。文字が若干滲んだように出力されてしまう場合もあるようです。

図1 オフセット印刷

オンデマンド印刷もオフセット印刷も一長一短ありますので、状況に応じて使い分けていくことが大切です。前回のオフセット印刷と今回のオンデマンド印刷についての記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。

それでは今回はこのへんで。
次回は『印刷の後加工』について解説していきたいと思います