安永TARAKOの吠えろ!! クリエイター魂

第二章 今こそ解き放て!クリエイター魂

今のデザイナーが作業者になってしまった一つの要因としてパソコンの普及が挙げられる。

勿論、パソコンの登場でデザインワークを行う上では、昔よりも格段に便利になったことはまぎれもない事実なのだが、それによって起きた弊害もあることを忘れてはならない。
実際、今はソフトさえ使えて簡単なレイアウト程度であれば、誰でも容易にデザインができてしまう時代なのだ。
これをデザインと呼ぶかどうかは別にしても、これによりデザイン自体の価値が以前とは比べものにならない程、下がってしまったということは間違いない。

時にはそこそこセンスのいいデザインをする素人もいるくらいだから、デザイン自体にお金をかける意味をクライアント自身も見い出せないでいる。
しかも、なぜか真っ先にコスト削減の対象となるのがデザイン費となってしまってはこれを商売にしている側は、たまったもんじゃない。
もちろん、これはクライアントだけの責任でもない。
デザイナーと名乗っているのに、圧倒的なパフォーマンスを見せることのできなくなったデザイナー自身にも問題はある。

そんな状況もあり、デザイナーも本来持っていたであろう「クリエイター魂」を封印し、「言われたことをやってよう」的な考えにシフトしてしまい、あえて挑戦することを避けるようになってしまったのだ。

でも、こんな状況は絶対に間違っている。
「クリエイター魂」を封印する必要はまったくもってないのだ。

私はこの2年間で改めて感じたことがある。
まだまだ、世の中捨てたもんじゃない。探せばいるではないか。
デザインに価値を見いだしてくれているクライアントはたくさん。
むしろ、今はそれを待ってる時代なのかもしれない。
デザイナーを名乗るんだったら、そういったクライアントのために全力を尽くすことだ。

さあ、今こそ解き放つのだ!熱きクリエイター魂を!

但し、忘れてはならない最も重要なことがある。
第一章の冒頭で私が言ってたことを覚えているだろうか。
忘れてしまった人のためにもう一度言おう。

「中途半端に目指すなら、今すぐデザイナーなんて辞めた方がいいぞ。
給料も安いし、残業も多い。正直いいことなんて何もないぞ!
それと、ずっとデザイナーやってたら30歳過ぎるとつぶしがきかなくなるぞ。
まだ、Webデザイナーかエンジニアの方がいいんじゃないか。」

そう、その通り。何事も中途半端にやるなら辞めた方がいいということだ!
なにより結果的に本人のためにならない。

但し、全力で向かうならオーライだ。
そこに突破していく術はある。
その気持ちがあれば、給料も上げていけるし、残業をしなくても済む環境も持てるだろうし、いつかそれなりの地位もついてくるだろう。

ではここからは、私の経験と体験をもとにどうデザイナーを極めていけばいいかをお話したい。

第三章 思考を変えれば、行動が変わる